寿司職人が教える包丁研ぎの基本|荒砥・中砥・仕上げ砥・面直し砥石・天然砥石の使い方

包丁研ぎの重要性

包丁は「研ぐほどに性格が出る」と言われます。
寿司職人にとって切れ味は仕事の生命線。
素材を潰さず、断面を美しく仕上げるには、砥石の選び方と研ぎ方がすべてです。
ここでは、プロが実際に使う5種類の砥石と、それぞれの役割を紹介します。

砥石の種類と役割

① 荒砥(あらと)|刃の形を作る砥石

🔪 用途: 刃こぼれや欠けの修正、刃の形の調整に使用。
粒度は #200〜#600。
刃をゼロから立て直す工程で使われるため、寿司職人でも頻度は低め。
硬めの荒砥を使うと効率的に刃が整うが、削りすぎには注意が必要。

② 中砥(なかと)|日常のメンテナンス用砥石

💧 用途: 日常の刃の切れ味回復用。粒度は #1000〜#2000。
最も使用頻度が高く、職人が「研ぐ」といえばほとんど中砥を指す。
角度は10〜15度を意識し、包丁全体を均一に当てるのがコツ。
水をたっぷり含ませると、滑らかで美しい刃がつく。

③ 仕上げ砥(しあげと)|鏡面のような刃を作る

用途: 切れ味を最大限に引き出す最終工程。粒度は #6000〜#12000。
鋼の包丁に特に効果的で、刃先がより鋭く、光沢を帯びる。
仕上げ砥は力を抜き、刃先を「滑らせるように」研ぐことが重要。
この工程で寿司の断面が美しくなる。

④ 面直し砥石(砥石を削る砥石)|砥石のメンテナンス

🧱 用途: 使用で凹んだ砥石の面を平らに戻すための砥石。
「砥石を研ぐ砥石」とも呼ばれる。
研ぎ面が平らでなければ正しい刃角が保てないため、職人は定期的に面直しを行う。
使う前後に軽く砥石を擦り合わせてメンテナンスするのが理想。

⑤ 天然砥石|職人の“究極の一枚”

🌿 用途: プロ職人が使う最上級の砥石。京都の天然砥石などが有名。
粒度表記はなく、天然ならではの粒子の細かさと滑らかさが特徴。
仕上がりの艶・光沢・切れ味の持続が格段に違う。
寿司職人にとって「最後に行き着く砥石」とも言われる。

研ぎ方のコツ

  • 角度: 柳刃や薄刃は10〜15度。角度がブレないように意識。
  • 💦 水: 砥石は使用前に10〜15分浸水し、研ぎ中も常に湿らせる。
  • 🖐 力加減: 押すときに軽く力をかけ、引くときに抜くリズム。
  • 🪞 仕上げ: 研ぎ後は刃を拭き、オイルで保護すると長持ち。

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まとめ

包丁を研ぐことは、料理を整えること。
荒砥で形を整え、中砥で刃を作り、仕上げ砥で磨き上げる。
そして砥石そのものも面直しで整える――この繰り返しが“職人のリズム”。
天然砥石はその到達点とも言える存在です。
毎日の研ぎが包丁を育て、料理の美しさを支えます。
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