寿司職人が選ぶ「昆布だし」完全ガイド|種類・旨味・取り方・選び方

昆布だしは、寿司屋の“味の背骨”。
最初の一滴で店の格が出るほど、寿司職人が命をかける世界です。

この記事では、昆布の種類・特徴・旨味の差、そして職人が実際に使う抽出のコツまで徹底的に解説します。


昆布だしとは?

昆布だしは、旨味成分グルタミン酸の塊。 寿司屋では吸い物・煮切り・煮物・酢飯の風味付けなど、多くの工程で使われます。 特徴は以下の3つ:

  • 🌊 旨味の土台をつくる
  • 雑味が少なく、透明感がある
  • 🍶 ほかの素材の旨味と相性が良い

つまり「出汁の基礎工事」。これが弱いと全体の味が安っぽくなる。


昆布の種類と特徴

  • 真昆布(まこんぶ):寿司屋の王道。上品でクリア。
  • 羅臼昆布(らうす):色が濃い・旨味も濃厚。吸い物より「煮物」向き。
  • 利尻昆布(りしり):雑味ゼロ。澄んだ吸い物に最強。
  • 日高昆布:万能でコスパ良し。家庭向け。

店の系統で選ぶけど、寿司屋なら「真昆布 or 利尻」が鉄板。


寿司屋の“失敗しない”昆布だしの取り方

  • ① 冷水に昆布を入れて30〜60分浸ける
  • ② 中火 → 弱火でゆっくり温度を上げる(急加熱はNG)
  • ③ 70〜80℃で昆布を取り出す(煮出さない)
  • ④ 必要なら最後に火を止めて追い浸し

プロほど「煮出さない」。雑味が一気に出るから。


選び方のポイント

寿司屋の視点では以下の3つだけ押さえればOK。

  • 厚み:厚いほど旨味が出る(高級店は厚いものを使う)
  • 産地:真昆布/利尻が最もクセがない
  • 用途:吸い物なら利尻、煮物なら羅臼

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昆布は“厚みに出会えたら即カート”。

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良い昆布はすぐ売り切れるので、気になったら両方に保存しておくのが職人の習慣。


まとめ|昆布だしは「寿司の設計図」

昆布だしは、ただの透明な液体ではなく、 寿司の世界では味の土台・世界観・品格そのものです。

真昆布で静かな旨味を、利尻で透明感を、羅臼で深みを——。 あなたの料理がワンランク上がる“設計図”を、ぜひ毎日触ってほしい。

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