寿司職人が選ぶ「鰹節だし」完全ガイド|種類・取り方・選び方

昆布だしが“静の旨味”なら、鰹節だしは“動の旨味”。 寿司屋の吸い物・煮切り・煮物・タレ——どれも鰹節の香りが味を決めます。

この記事では、鰹節の種類、削り方の違い、寿司職人のだし取りのコツまで網羅して解説します。


鰹節だしとは?

鰹節だしの旨味成分はイノシン酸。 昆布のグルタミン酸と合わせると “相乗効果” が生まれ、 旨味が7〜8倍に跳ね上がると言われています。 寿司屋で「合わせ出汁」が最強と言われる理由がここにあります。

  • 🔥 香りが立つ
  • ✨ 旨味のキレが良い
  • 💨 後味に余韻が残る

鰹節の種類(職人が実際に使うもの)

  • 本枯れ節(ほんかれぶし):最高級。香りも舌触りも段違い。
  • 荒節(あらぶし):一般的な節。コスパ良く香り強め。
  • 厚削り(あつけずり):だし用。深みとコクが強い。
  • 薄削り(うすけずり):吸い物や追いがつお向き。

寿司屋は「厚削りで出汁 → 薄削りで香り付け」の二段構えが基本。


寿司職人の“失敗しない”鰹節だしの取り方

  • ① 90℃前後まで湯を温める(沸騰させない)
  • ② 厚削りを投入 → 1〜2分待つ
  • ③ 絶対に“煮出さない”
  • ④ 火を止めて静かに漉す(押し絞り厳禁)

鰹節は「煮出すと濁り・エグ味」が一気に出る。 綺麗な出汁ほど “手をかけない” のが職人の鉄則。


選び方のポイント

  • 厚削り:出汁の土台をつくるメイン素材
  • 薄削り:香りの立ち上がりを作る
  • 本枯節:吸い物や特別な日の出汁に最適
  • 荒節:日常のだし用にコスパが高い

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まとめ|鰹節だしは「香りの設計士」

鰹節だしは味ではなく “香りを設計する作業”。
香りを立たせたいときは薄削り、深みを出したいときは厚削り。 昆布と合わせることで、寿司屋の世界観が完成します。

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