料理好きに贈りたい“通な一本”

【マニアック包丁シリーズ：寿司切り包丁編】

■ 寿司切り包丁とは

寿司切り包丁は、関西の押し寿司文化とともに発展してきた特殊な包丁です。

箱寿司や棒寿司を切る際に用いられ、シャリや具材を崩さず、断面を美しく仕上げるために設計されています。

関東の江戸前寿司では柳刃包丁が主流であり、寿司切り包丁は関西ならではの存在といえます。

■ 特徴

• 幅広でまっすぐな刃が多く、押し寿司を均一に切り分けやすい

• 切断面をつぶさず、美しい断面を保つことができる

• 家庭ではまず出番がない、プロ仕様の包丁

■ 種類

1. 通常の寿司切り包丁

　押し寿司を切るための標準仕様。関西寿司職人の定番。

2. ステンレス寿司切り包丁

　錆びにくく衛生的なため、現代の厨房でも扱いやすいタイプ。

■ まとめ

寿司切り包丁は、関西の押し寿司文化を象徴する一本。

料理好きや寿司ファンにとっては、まさに“通好み”の贈り物として喜ばれるマニアックな包丁です。